松戸鍼灸 コロナ後遺症の治療例
現在コロナ後遺症に悩む人が多いと聞きます。鬱になったり死を選ぶ人もいるようです。しかし鍼灸の治療家の立場から見ればそれほど大きな問題ではありません。死を選んだり鬱になるような大きな問題ではありません。コロナの後遺症に対して鍼灸は目覚ましい働きがあると信じています
。経絡治療で重視している事は病気に掛かるようなバランスンスの崩れによって自然治癒力や免疫力が低下し病原菌に犯される体になっていると考えています。体さえしっかりしていれば病気は避けられるはずなのです。病気その物を治すのではなく病気に掛かり易くなった体を治すことによって病気は自然い治ると考えます。
従って後遺症に悩む人は本治法によって体のバランスの崩れを調整して自然治癒力や免疫力が回復し自然に病気は治ります。
本治法は対症療法である標治法と違って体の根幹の乱れを正常に戻すことが目的で治療方法の決定は各種診断方法の中で脈診が決定権を握ります。脈診が出来ないと本治法は成り立ちません。
脈診によって証が決まりそれに従って治療法が決まり法則に従って手足のツボの使い方が決まります。
鬱病のように精神面からの病気は肝虚証が関連し、抵抗力や体力の減退は腎虚証が関連し、呼吸器疾患は肺虚証が関連します。しかしその日その日の主証は脈診によって決まります。従って日々主証が変わることはあり得ます。本治法を行うと同時に対症療法である標治法も併用して治療は進められます。
治療例として20代半ばの男性で色白で生まれつきの体質は肺虚証。疲れやすくストレスに弱い体質です。
コロナの後遺症に悩んで久しぶりの来院。通院には2時間弱かかります。極端な体力の減退と倦怠感.肩や首の懲り。咳は少しあり。痰が出る。37c以上の熱が引かない。嗅覚と味覚は消失。気力の減退。
週3回の治療で3週間目に入っています。1回1回の治療ごとに体力が回復に向かっており。現在は痰が少し有り熱は昼間は37cくらいで夕方になると36,5Cに下がります。最近は倦怠感は減り味覚も嗅覚も回復しつつあります。
幼少時から鍼灸の体験者で自律神経失調症で1か月に1度ほど通院していました。困ったことがあると彼は鍼灸治療を受けています。鍼灸治療の良さを理解しているので迷わず治療に来ました。
しかし私の立場では感染の心配があり、仮に感染したらほかの患者さんに迷惑が掛かるので心配しました。幸いに杞憂に終わってホッとしています。
主に腎虚証で治療しており気力体力共に回復に向かっています。
西洋医学では体力をつけるのに点滴や栄養や休養などのほか手が打てませんが鍼灸治療では気力体力の回復や感覚器官の回復にも驚くほどの効果が期待出来ます。
感染の心配がなければどんどん体験していただきたいです。死を選ぶ必要も鬱で悩む必要もなく西洋医学は考えられないほどの効果が期待できます。最適な治療なので強く勧めします。