2021/08/19 ブログ
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男性側の因子

喫煙や加齢、心理的ストレスといった因子以外にも、精索の静脈瘤によって流れが阻害されるものや、クラインフェルター症候群は遺伝子の問題ですが治療法に男性ホルモン療法が使われているところを見ると鍼灸が適応の可能性が考えられます、以上の病気に関連して、精子の質が低下することがあります。また、精子の質が低下する造精機能障害の可能性もあります。

そのほかにも、精子の通り道がうまく通過していない精路通過障害、射精がうまくできない性機能障害などを挙げることができます。

  • このように不妊症は男女両方に原因がありますが、具体的に女性の不妊には以下のような原因が考えられます。 1. 卵子の老化 2. 卵管の異常(クラミジア感染症、子宮内膜症、骨盤内感染症などによる卵管閉塞、卵管狭窄、卵管留水腫) 3. 排卵障害 4. 子宮の異常(子宮筋腫、子宮内膜ポリープ、子宮腺筋症 …

 

女性側の因子

年齢的な要因やクラミジアをはじめとした性感染症が、不妊の原因となることがあります.。クラミジアは性病なので西洋医学の適応範囲内です。

そのほかにも、ホルモンバランス異常(多嚢胞性卵巣症候群など)、子宮筋腫子宮内膜症、免疫の異常など、さまざまな原因が女性不妊につながることが知られています。

 

 

以上の内性病に関するものは西洋医学の得意分野です。それ以外の物にはホルモン関係や器質的なものを含めて鍼灸はかなりの効能があると思われます。

勃起不全や性欲など性器はおもに肝に関係があり。

精子その物や卵子その物や受胎に関する働きは腎に関係します。従って本治法は腎虚証と肝虚証が多いと思われストレスの軽減や各症状に対しては標法を対症療法として行います、体の根本のバランスの崩れを調整する目的で脈診によって証を決めてそれに従って手足のツボに刺鍼します。時間はかかりますが卵管の通りの悪い物や精子の働きが弱い者も勃起不全も改善に向かうことが結構あります。体質の改善が大切です.。それには本治法の本領が発揮できます。