松戸鍼灸 交通事故と手術の後遺症について
2021/07/30
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どちらも共通点として言えることは目に見えない神経や血管が切断されて失血が起こりうっ血して様々な症状を引き起こします。これを漢方では於血(おけつと読みますがおはこの字ではありません)。
精神面では不安症や自律神経失調症。うつ病などを引き起こし動悸、めまい、吐き気。頭痛。倦怠感、麻痺や痛み。腰痛、肩こり、頸椎損傷や捻挫、打撲。骨折その他の外傷性の疾患などを引きおこします。
放置するとうっ血状態が障害となって様々な症状が出てきます。治療としては血の病なので肝が関係します。本治法といしては肝虚証や腎虚証が多いのではないかと思います。脈診によって証が決定するとその証に従って手足のツボに治療しますが法則に従ってツボを使います。これによって体のバランスの崩れを正して自然治癒力や免疫力を回復し体の根幹のひずみを取り去ります。再発を防ぐ大切な治療です。
同時に苦痛を取り除くために標治法として各症状を取り除く治療を施します。於血には散鍼によってうっ血を散らして血液の流れを正常にすることで症状の改善が図られます。程度によって比較的早く治るものや時間の掛かる物がありますがいずれにしても改善が見られます。取り組みは早いほど良いと思います
焦らず気長に治療を受けるほうが結局は良好な結果を生みます。同時に交通事故の場合は交通事故を扱い慣れている弁護士に相談するのも有利に事が運び精神的負担を減らす一つの方法です。