松戸鍼灸 コロナウイルスについて
2020/04/09
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コロナウイルスが猛烈な勢いで発生していますが鍼灸では全て風邪というとらえ方をしています。漢方では風邪の対処方法としては汗、吐、下、で対処しており表面の風邪は治療で汗を出して治癒させ、中に入った物は吐かせることによって治癒させ、一番奥に入った物は便で下して治癒させるのが目的です。一般には汗がなく頭痛、はな水、くしゃみ、肩凝りなどの風邪の症状には葛根湯が広く使われています。一番重い激しい症状のあるのどの痛み節々の痛み頭痛、足腰の痛みいだるい、熱症状などで汗の出ない物は麻黄湯が広く使われています。コロナウイルスでも重症なものは別として知らない間に掛かる人も多いはずで知らぬ間に直っている人がいるはずです。鍼灸治療でも普段から健康管理の目的で施術を受けている人は免疫力が高めれて風邪に対して強くなっています。コロナと気付かないうちに風邪の対処法として汗、吐、下の施術で治っている人も多いと思います。普通は鼻からやられるのですがいきなり喉がやられるときは深いので麻黄湯、軽い時は葛根湯を常に用意しておくと便利で安心です。多くは肺系と大腸経、ひどい時は腎系と膀胱系に関係がありそれらを施術によって補ったり熱を取り去る目的で散鍼といって肩の部分の熱を散らして汗を出させたり吐かせたり、下痢や便通を図ることによって快方に向かいます。