松戸鍼灸。腰痛。続き

2020/03/07 ブログ
logo

腰痛は人間の進化の過程で這ってる時から立つようになって頭から上半身の重みが腰にかかるようになります。結果構造的に腰の負担が大きく腰痛の原因なります。

腰は東洋医学で言うと腎と膀胱が深く関係し長い間立っていると疲労が腰に来まます。突発的に来るぎっくり腰や慢性的に来る腰痛、脊椎すべり症や脊椎狭窄など原因は様々です。例え長期間の腰痛でも原因はともあれ長い間施術を続ければ大抵は快方に向かいます。鍼灸の適応症の一つです。

症状や原因は東洋医学的には幾つかに分類されます。

腎虚腰痛=腎の経絡や腎の蔵の気が衰えることによって起こる腰痛を言います。女性や、男性の場合は中年後に腎の気が衰えてくると起こるもの。寝ると痛むのが特徴。冷えやのぼせが原因になることが多い。

肝虚腰痛=内因と言って心や精神、感情、悩みやストレスが原因で体調が崩れてなることが多い。腰だけではなく脇腹にかけても痛むものが多い。眩暈を伴うものや、腰を動かして痛むものがこれにはいります。肝の蔵の気や肝経の気の衰えや不足によって起こります。

脾虚腰痛=食事の不摂生や美食などによって脾の蔵や経絡の気が衰えたり不足すると起こるもの.張ったような痛みが特徴です。同時に腹が張ったり、下痢、食事しても味がないような症状を伴うことがあります。

痛みは浅いものは皮膚の表面やその下の肌肉が侵されたもの。

深いものは筋は動かして痛むもので肝が関係します。

最も深い骨は押しても叩いても痛むところがはっきりしない物で腎の気の衰えが関係します。