松戸の鍼灸で肩凝り対策
2020/02/29
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日本人に特に多い肩凝りは精神や神経を消耗させるストレスによるものと肉体労働によるものがあり肉体労働によるものは治りやすいです。過重な勤務や労働、ITなどパソコンを使っての目の酷使は東洋医学で言う心を労すと言って1番体に応えます。仕事や人間関係の軋轢や疲労によるストレスは頭や上半身に血が集まり鬱血します。肩の鬱血で肩が張り凝ります。これは頭寒足熱の逆で下が冷え上がのぼせやすくなります。目は肝に関連し肝の陽である胆経は頭の側面を通っています。頭の中央部は督脈が通っており、その外側は膀胱経が通っています。三焦系も首を通っており胃経、三焦経、大腸経は肩を通っており肩甲骨は小腸経が通っていますこれらの経絡にあるツボの反応を見て施術し鬱血を散らす鍼を施します。上腕部の後側面の圧痛点も有効です。肩だけ張る人もいますが多くは頭や項頸部も同時に凝り,さらに肩甲骨部や肩甲間部や背中も凝る人がおり肩は肺にも深い関係があります。これらを触って反応を見て施術します。これらの局所療法とともに根本療法として体のバランスの崩れを整えるために脈診によってどの経絡に施術するか決めて手足のツボに触る鍼か刺鍼します。それによって良い方向に導きます。また冷えのぼせ対策として足の裏の湧泉が有効です。