松戸の鍼灸で小便について
2020/02/17
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2月5日にNHKで特集された鍼灸にも出ていましたがトイレの回数の多い人に驚くほどの効果が実証された居ました。頻尿と言われるもので脾(胃腸系統)が弱った状態の時に出る症状です。
小便が出渋る、小便が出にくいものは腎(東洋医学で言う腎です)の気が弱った時に出る症状です。
夜中にトイレに行くのは肝(東洋医学で言う肝)の気が衰えた時に出る症状。
夜尿は陰陽の気が乱れた時に起こります。
頻尿には痔に特に効果があり頭全体の病気に効果がある頭の中央部の百会、足の内くるぶしの上指4本分くらい(3寸と言い6,7㎝位)のところの3陰交、下腹部の中央の中極、それより上の関元、腰やそれより下の腎兪,至室、大腸兪,小腸兪、膀胱兪などの反応を見て施術します。
又足が冷え頭がのぼせる場合は然谷がとてもよく効き、また会陰というツボは性器と肛門との間にあるツボでNHKでもやったようにそこを撫でさそる円鍼という鍼を使ってさするだけでも驚くほどの効果が期待できます。
これらは症状を取り去る目的で使いますがそれだけでは不十分で衰えた気を補うために多尿の場合は脾経を中心に気を補うのですが最終決定は脈診によってどの軽を施術するか決めます。
小便が出にくいものは腎系を中心に弱った気を補い、
夜中にトイレに行く場合は肝経を中心に弱った気を補い
夜尿は陰陽の気の乱れなので陰陽の気の調整をします。
脈の状態は刻刻変化するのでその都度脈診をしてどの経を施術するか決めて鍼をします。この場合は鍼を刺すばかりではなく私たちの場合は触ったり押したりする接触鍼をよく使って調整をすることによって体のバランスの崩れを調整します