松戸鍼灸七情(内因)二
2020/01/20
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悲は嘆き悲しむことで過ぎれば肺が損傷します。恐は物を恐れおびえることで驚は物事に驚きやすいことを言い過ぎれば腎の気が損傷します。
以上のように七情の気が過多になるとそれぞれの内臓の気が損傷してストレスとなりすべての病気の原因になります。日常の生活で七情が過多にならないようにストレスにならないように心がければ病気は相当避けられます。現代生活ではどんなに仕事で忙しくても引きずらず仕事を離れたら仕事を忘れて気分転換が必要です。旨く切り替えが出来れば鬱にもならずある程度健康でいられます。また仕事では仕事に生きがいや目的をもって前向きに向かっているときはストレスになりにくいのです。それは希望があり満足が得られ喜びだからです。過労にしろ七情の気にしろ限度を超えないことが大切です。
7情が破れたときの対処方法は破れた蔵の気が衰えているのを施術によって補うことができます。同時に理想的にはその原因を究明して再び病気にならないように対処すれば解決します。東洋医学の4診という診断方法で最後の決定権を握るのは脈を診ることです。脈によってどういう施術をするか決定してそれに従って施術します。同時にそれ以外の体の異変部位や症状を取り去る施術をしていきます。